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ミュージカル・マリー・アントワネット

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    王妃マリー・アントワネット (上巻)
    11月からスタートしたミュージカル・マリー・アントワネット。遠藤周作の王妃マリーアントワネットをミュージカルしたもので、2人の「M・A」を中心に物語は展開する。

    何とも豪華すぎるキャストである。マリー・アントワネット役には涼風真世。第2幕に多くの見せ場あり。アルグリット・マリノー役は笹本玲奈・新妻聖子のダブルキャストだが、この日は新妻。実際に歌声を聴くのはこの日が初めてだが、ミス・サイゴンのキム役、レ・ミゼラブルのエポニーヌ役を射止めるだけあって、さすがの歌唱力である。山口祐一郎の迫力は圧巻だが、役どころがやや不明。オルレアン公役の高嶋政宏は、いわゆるきれいな歌声とは異なるものの、村井国夫タイプか。レ・ミゼラブルのジャベール役は似合うはずである。

    第1幕中、スタージの奥のモニターが気になった。これはステージ中の出演者が指揮を見るために本来は舞台袖に設置されているはずのものだが、これが客席から見えるのは、やや気になるところ。

    美しいメロディも多く用意されており、さすがの作品であるが、総合的な評価には今しばらく時間が必要か。思うに、良くも悪くも「現代的なミュージカル」である。ゴスペルやロックの要素が音楽に盛り込まれており、打楽器の使い方もティンパニよりはドラムを中心としたものである。レ・ミゼラブルやミス・サイゴンと比べるとやや耳慣れない部分もあるが、それは単にこのミュージカルが新しいものであるからに過ぎない。時間の経過と上演回数の積み重ねを待ちたいと思う。

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