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NOVA事件に思うこと

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    2007年は一般消費者の生活に影響を与えかねない事件が頻発した1年であった。中でも、2007年の漢字に「偽」が選ばれたことを象徴する、食品業界における賞味期限改ざん問題は、当該企業のみならず、その業界全体にも影響を及ぼしかねない。おみやげへの買い控えや、地域全体への信頼にも影響を及ぼす。これからの企業が負うべき社会的責任は大きく、その範囲は広いことを肝に銘じなければならない。

    中でも、個人的に印象に残っているのは、NOVAが10月26日に大阪地裁に会社更生の申立を行い、11月26日に破産開始手続の開始が決定した一件である。かつての受講生としては、債務者である他の受講生の被害を思うといたたまれない。一部の人を除いては、受講料は安くないはずである。11月26日付の破産管財人のコメントによれば、「一般債権者への配当は極めて困難な見通し」である(それは容易に想像できることではあるものの)とのことであるが、何らかの救済措置が講じられることを望みたい。

    また、記憶が不確かながら、NOVAは一時期、社員の採用数も多かったと思われる。本件では外国人講師の給与不払いがメディアをにぎわせていたが、日本人スタッフへのフォローも気になるところである。

    いずれにせよ、NOVAは以前より財務状況が悪化していたと聞く。立入検査等、行政による指導がなされた段階で事態の悪化を食い止めることができなかったか、また、もう少し早い段階で民事再生の道を検討すれば結論は異なっていたのではないか。

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